柳生の里 芳徳禅寺
一刀石の参道を戻り、芳徳禅寺へ。
剣道場の横をの登っていきます。剣道場からは子供たちの練習の声が聞こえてました。
柳生の里が見渡せる、小高い丘の上に建つ柳生家の菩提寺です。
「石舟斎塁城址」の碑が建っており、元は柳生氏の城があったようです。
土塁らしきものが見られます。
山門。
境内。ここでも剣道場の練習の声が聞こえてきました。
さすが、剣の里。
本堂には資料室が併設されていました。
武具や書状などを見ることができました。写真も撮ってもOKとのことでした。
本堂には真ん中に沢庵宗彭、右に柳生烈堂、左に柳生宗矩の木像が祀られていました。
烈堂といえば、「子連れ狼」で拝一刀の宿敵。
説明文には烈堂和尚とありました。僧形の木像です。芳徳禅寺の第一世住職だそうです。
そういえば、近くに一刀石があるし、ひょっとしたら、「子連れ狼」の作者はここに来て、ヒントを得たのかも。なんて想像してしまいました。
芳徳禅寺の裏に柳生家の墓所があります。
柳生一族の墓がずらりです。著名な者には説明板もついていました。
柳生宗矩の墓。
他にも著名なところでは、宗矩の父宗厳、長兄の家厳、子の三厳(十兵衛)、宗冬などの墓がありました。
また師匠筋にあたる上泉信綱の供養塔もありました。
剣の里にふさわしい、落ち着いた雰囲気の芳徳禅寺と柳生家墓所でした。